
第三者検反補修
第三者検反とは
第三者検反(だいさんしゃけんたん)とは、生地(反物)の製造者や販売者とは利害関係のない、公正中立な第三者機関(専門業者)が生地の品質検査(検反)を行うをことを指します。

検反が必要な理由
- クレーム・返品・再加工のコストを事前に止める
- ロット差・色差・織りムラなどの「出荷後に発覚しやすい問題」を事前に潰す
- 仕入先や外注先との認識の齟齬を、第三者の検査結果で整理できる
- 製造現場における繁忙期の検品負担軽減
製造現場による検反作業のみに頼ってしまうと、繁忙期時には生産数に応じて検品工数も増え、生産性が落ちてしまう懸念が発生します。
また、検品をすり抜けて生地を裁断した後に欠点が見つかってしまうと、その生地全体がロスになってしまうため、公正中立な第三者の検反は業界にとってもなくてはならないものとなっています。
近年では海外から生地を輸入することも多くなってきており、商品製造段階の手前で生地を検反して品質を安定させることは、その後の工程に大きな影響を与えるとても重要な前提条件となっています。
第三者の立場による商品品質の検査
当事者の都合に引っ張られない、第三者としての判断材料をご提示して検反に取組みます。
- 第三者が担う価値:中立性、基準の統一、説明責任(社内や取引先への説明根拠となる)
- 検査の考え方:全反検反or抜き取り
- 守秘・取り扱い:ブランドや取引先名の非公開運用、情報管理の徹底

検反内容と補修技術
検反の検査項目
- 外観欠点:織りキズ、織りムラ、染めムラ、汚れ、穴、糸抜け、ネップ等
- 寸法・規格:幅、長さ、耳、反番号、表示との整合
- 仕分け:A反・B反、使用可否、欠点位置(メートル位置)など
糸ムラ
糸節・太糸・細糸・強燃糸・トビ込み・ブラックヘアー・P.P混入など紡績段階で発生するトラブルで、緻密な技術を必要とします。

キズ
糸抜け・目トビ・組織違い・キズなど織り行程において発生するトラブルで、経験を積み重ねた熟練技が成し得る高度な技術です。

汚レ
織り行程や染色工程などの取扱中に発生するトラブルで、幅広い知識と的確で繊細な感覚がホイントです。

中希(段・筋立ち)
中希・染ムラ・ロット違い(上下色合わせ)・色汚レなど染色工程で発生するトラブルで、繊細な色彩感覚で対応します。

プリント
型ズレ・目ヅマリなどプリント行程において発生するトラブルで、高い感性と技術が要求されます。

物性改良
撥水・柔軟・色止め・スリッブ止め斜行・布目曲がり・縫い代補強など企画上発生するものでトラブル解消とは違います。
製品そのものの付加価値を高め、素材メーカー・アパレルメーカーからエンドユーザーに至るまで幅広いニーズにお応えします。
その他
ウォータースポット(雨ジミ)・ピリング(毛玉)・糸ひけ・汚れなど取扱中及び輸送中または、着用後に発生するトラブルです。
これら様々なトラブルにも柔軟に対応し、大切な製品を再生します。
検査結果の提出
提出する検査結果の報告書が社内回覧や、依頼者の取引先への説明にも使用できるように、報告書としてまとめます。
- 報告形式:検反報告書(PDF・Excel等)、欠点写真、ロット別まとめ
- 記載項目例:反番号、欠点内容、位置(m)、判定(A・B)、コメント

矢田織物加工の検反の実績(取引先)
- 取引先の形態:百貨店・専門商社・縫製関連企業などからのご依頼
※守秘義務のため社名は公表できませんが、国内外大手ブランドの対応実績があります - 取引頻度:継続取引社数〇〇社、年間対応反数〇〇
第三者検反の依頼方法と注意事項
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担当者よりご連絡させていただき、現状の確認やお客様の要望などをお伺いいたします。
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秘密保持契約など、発注に際して必要な契約をいたします。
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商品の納入
ご提案させていただいた内容にて業務を実施いたしますので、対象商品をご提供ください。
検反作業
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確認・納品
検反内容に対して、報告書をまとめて提出いたします。必要に応じて、補修内容もご確認ください。
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商品返送
検反した商品群を返送いたします。一括、または2分割・3分割での返送等返送方法に従って対応いたします。
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ご入金
原則、納品月の末締めで請求書を発行させていただきますので、翌月末にてご入金願います。

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